パイル糸抜け
タオルのパイルは、タオルの長さの5~8倍の1本の糸を、ループ状に弛ませ横糸で挟むことによって形成されているため、強く引かれると抜けてしまう場合があります。
タオルの組織は洗濯と乾燥によって収縮するため、洗濯を繰り返す事でパイルは抜けにくくなりますが、新しいタオルや柔軟剤によって糸が滑りやすくなったタオルは、使用や洗濯の際に何かに引っ掛けたりすると、パイル糸が長く引き出されてしまいます。
- タオルのパイル糸抜けは構造上避けられないものですので、ご使用やお洗濯の際は突起物に引っ掛けたり、強い摩擦を加えないようご注意ください。
- 特にパイルの長いタオル、薄手のタオル、片面ガーゼのタオルなどはパイル糸が抜けやすいのでご注意ください。