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Uchino Lifestyle Designing タオルの内野 - 内野株式会社

Bath & LIFE Style Design
極上のやわらかさと軽さを実現した「しあわせ新触感」のマシュマロガーゼをはじめ、肌も心も喜ぶ ”タオルごこち” ”ガーゼごこち”を追求しています。

タオルやガーゼを「拭く布」から「纏う布」へ”

極上のやわらかさと軽さを実現した「しあわせ新触感」のマシュマロガーゼをはじめ、肌も心も喜ぶ ”タオルごこち” ”ガーゼごこち”を追求しています。

工学博士 西松豊典教授のおはなし

心と身体(からだ)を癒すタオル心地

かつて、人間は身体に、毛皮や木の皮、そして単なる一枚の布など、必ず何かを纏(まと)って生活を行ってきた。それは、ファッションではなく、気温の変化や外敵から身体を保護するという目的であった。さらに、衣食住が徐々に満たされるにつれて、身体を美しく装飾するという目的に関心を持つようになってきた。いずれにせよ、衣服を身につけることは自分自身を守ることであった時代が長かったわけである。

昨今の衣服はデザインだけでなく、機能性や感性である着心地に対する研究開発が目覚ましいので、人々の関心が肌触りや着心地へと移っている。如何に“美しく”見せるかだけでなく、如何に“楽しく”快適に着られるかということが重要視される時代になってきた。

そこで注目するのが、タオルである。パイル織りを特徴とするタオルは、軽く、優れた吸水性、吸・放湿性、保温性を備えており、他の布と比べて多くの優位性を持つ素材であることは既に知られている。

私の研究室で、タオル(ガーゼやワッフルを含む)や編物の「手触り感」と、それらより作製したルームウェアの「着心地」に対する評価について解析を行った結果、パイル織りのタオル、特に無撚糸タオル(ルームウェア)は「癒される」、「高級感がある」、「手触り(着心地)が良い」と評価され、パイル心地が高級感や肌触りの良さを印象付けることを明らかにした。

また、「着心地」評価結果と生地の圧縮特性、摩擦特性や温熱特性を測定した結果との相関を解析すると、肌触りや着心地の良さは生地の圧縮特性(圧縮回復性)と相関がみられた。すなわち、他の織物や編物と比べて圧縮回復性が良いパイル織りのタオルの特性が、「癒し」や「肌触りの良さ」を生み出していると考えられた。

そのため、タオルは単に布の1種類ではなく、「タオル心地」という独特の触感と機能性、つまり「癒し」と「心地良い肌触り」、呼吸をしているかのような機能性(優れた吸水性、吸・放湿性、保温性)を備えた快適な素材として捉えていいのではないだろうか。

タオルは、「心と身体」を包むための非常に快適な素材であり、単に水分を拭き取る身の回りの日用品から、年齢や性別に関係なく着ることができるストレスフリーな衣服(カジュアルウェア、ルームウェアなど)へ、さらに我々の全身をやさしく包み込む被服(帽子、マフラー、カジュアルウェア、サンダルなど)へと進化することは必然である。

  • 西松 豊典
  • 工学博士
  • 信州大学繊維学部 教授
  • 同大学先進ファイバー試作開発センター長
  • 繊維学会・感覚と計測研究委員会 委員長
  • 感性工学会・感覚工学部会 会長
  • 日本繊維機械学会理事

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