育児ストレスを解消する3つの方法
2024/08/01
初めての子どもの場合、特に育児に対してストレスや悩みを感じることが多く、育児の悩みやストレスが積み重なることで育児ノイローゼに陥ることも珍しくありません。
「育児に疲れたな」と感じたら、まずはママ自身がリラックスできる方法を試すことが最優先。
では、どのようにしてリラックスして育児ストレスを解消すればいいのでしょうか?
今回は、育児ノイローゼかも?と感じた時に注意したい症状と、育児ストレスを解消する3つの方法をご紹介いたします。
育児ノイローゼかも?と思ったら
MMD研究所が行った「育児ノイローゼに関する実態調査」によると、「育児ノイローゼだと感じたことがありますか?」という設問に、636名中約半数の49.1%が「育児ノイローゼだと感じたことがある」と回答しています。
この調査で判るように、育児ノイローゼなどの育児に対するストレスや悩みは他人事ではなく、「育児に疲れた」と感じるママは多くいます。
育児ノイローゼはなぜ起こるの?
育児ノイローゼは、出産を機に妊娠中のホルモンバランスから通常のホルモンバランスへと急激に変動することが一つの原因と言われていますが、この他にもワンオペ育児や家族の育児に対する過干渉なども原因として挙げられます。
育児ノイローゼになると、感情の起伏が激しくなり、酷く落ち込んで泣いてばかり、いつもイライラして仕方がない、子どもをかわいいと思えなくなるなどの症状が現れるようになり、虐待の一つの原因として懸念されています。
育児ノイローゼは育児を行うママなら誰しもが起こりうるリスクを抱えているので、これらの症状が現れても「自分はなんてひどい親なんだ」と落ち込む必要はありません。
育児ノイローゼは一過性のものもあれば、長く続く場合もあります。長く続く場合は、心療内科や精神科で治療を受けることで改善することも多くあります。
育児に疲れたら試したいストレス解消法3選
「育児に疲れた…、育児ノイローゼかな?」という悩みを感じたら、まずはママのストレス解消を優先して行ってみましょう。
ここからは、育児ノイローゼかな?と感じた時に試してもらいたい、3つの育児ストレス解消法をご紹介いたします。
1.一人の時間を作る
育児中は一人の時間を作ることが難しく、特に専業主婦として常に子どもと一緒に過ごす場合は育児ノイローゼに陥りやすくなります。
子どもがお昼寝している時や、夜寝かしつけた後は、ママのささやかな自由時間です。
好きなものを食べたり、見たかった映画や見たり、ネイルを楽しむなどして、育児中のストレスを発散してみましょう。
また、パパが休みの日に子どもを見てもらって、ママはゆっくり家でリラックスしたり、ヘアサロンに行ったりするだけでも十分育児ストレスを解消することができるのでおすすめです。
2.一時保育を利用する
厚生労働省が実施し、各自治体が行っている「子ども・子育支援制度(ファミリー・サポート・センター事業)」は、有料で子どもを一時的にボランティアに預けることができる公的子育て支援の一つです。
ママがリラックスしたい時や、溜まった家事を一気に済ませたい時、急な冠婚葬祭などで子どもを誰かに預けたい時に利用できます。
利用するには事前に援助の申し入れをアドバイザー(各自治体)に行い、ボランティアとのマッチングを経て一時保育を利用することができます。
また、ファミリー・サポート・センター事業では1時間ごとの有料制のことが多いですが、就労や介護・ママ自身の心身の休養などで長時間子どもを預けたい場合は、保育園やこども園の一時保育がおすすめです。
3.自分にご褒美を用意する
ママになることで途端に周囲から褒められることが少なくなり、散らかった部屋や子どもが汚した衣類の洗濯など、マイナスの状態から元通りのゼロの状態に戻すことが多くなることから、育児や家事にやりがいを感じられなくなる方が多く居ます。
また、どんなに頑張っても仕事していた時のように自分にご褒美をあげられる機会が減ってしまう育児中だからこそ、ママは自分にご褒美を用意するようにしましょう。
例えば、パパが休みの週末に子どもを預けて、少し高価なランチを楽しんだり、ショッピングを楽しんだりするのも良いでしょう。
自分が欲しいもの、食べたかったものをご褒美として用意し、ご褒美に向けて育児や家事を頑張るようにすれば、何もない虚しさを感じることが少なくなります。
まとめ
育児は自分の思うようにいかないことが多いため、多くのママがストレスを抱えています。
そのストレスが積み重なることで育児ノイローゼに陥ることも珍しくなく、どんどん気持ちが落ち込んでしまったり、いつもイライラするようになったら要注意。
「育児のノイローゼかな?」と感じたら、今回ご紹介した3つの育児ストレス解消法を試してみてくださいね。