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今よりもっと快適に、バスローブのある暮らし。
バスローブって、普段からお使いですか? バスローブといえばホテルで着るもの、というイメージで、日常生活からは縁遠い印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 実は、そのイメージとは裏腹に、バスローブはとても便利で生活に取り入れやすいアイテムなんです。さらに言うと、バスローブは私たちの暮らしに合わせて進化もしているんです。 もっともっとみなさんに使ってみてほしいから、その魅力をご紹介します。 入浴後の乾燥が気になる方にもおすすめ!バスローブは保湿を手伝うスキンケアアイテム お風呂上がりの肌って、瑞々しく潤っていそうなイメージをお持ちじゃないですか? でも、実は入浴後の肌はとても乾燥しやすい状態なんです。 ボディソープなどで体を洗うと、汚れと一緒に肌の表面を覆っている皮脂膜も落とすことになります。さらに、皮脂はお湯に浸かるだけでもある程度流れ出てしまいます。 入浴によって肌は一時的に水分を蓄えますが、そこに蓋をする役割を持つ皮脂膜が失われているので、何かで保護をしないとどんどん水分が蒸発して乾いた状態になってしまうのです。 乾いた状態になってしまうまでの時間は、なんと約5分。そこでバスローブの出番です! お風呂から上がったら、まずバスタオルで体を拭き、すぐにバスローブを羽織ります。 バスローブを着ることによって、2次発汗(=入浴後にかく汗)を効率良く吸収しながら温度と湿度を保つので肌の潤いを逃しません。 保温効果によって発汗を持続させると、汗と一緒に皮脂も分泌されるため、肌の状態が整いやすくなるという嬉しい作用も。 バスローブが肌を守ってくれている間に顔や髪のお手入れをしたら、続けてボディクリームで保湿ケアをして乾燥が進まないように肌に蓋をしてあげましょう♪ バスローブは、湯上がり後の勝負の5分を少し延ばしてくれるスキンケアアイテムでもあるんです。 毎日洗濯しても苦にならない進化したバスローブ UCHINOが公式LINEアカウントで行ったアンケート結果では、バスローブを使ったことがあると答えた方は半数以上もいらっしゃいましたが、愛用中と答えた方はわずか5%でした。 また、バスローブに対して「洗濯が大変」「ホテルで着るもの」「乾きずらい」「重い」というイメージをお持ちの方が多くいらっしゃいました。 ホテルに置かれているバスローブはしっかりとした重厚感のあるバスローブが多いので、そのイメージが浸透しているのかもしれませんね しかし、それはもう昔の話です。 家電が私たちの生活スタイルに合わせて進化しているように、UHCINOはバスローブも日本人の生活スタイルに合わせて進化させています。 UCHINOが開発したバスタオル1枚分の軽さのバスローブは、薄くて乾きやすく、水分を含んでも軽々とハンガーにかけて乾かすことができるので、一番の心配事である洗濯問題もすっきり解消されています。 これまでのイメージを払拭する、バスローブ入門編としてもおすすめしたい逸品です。 バスローブを取り入れていつもの暮らしをもっと快適に お風呂上がりの肌の保湿はもちろんですが、これからご紹介するような悩みをお持ちの方には特にバスローブの便利さを実感していただけるはずです。 ぜひお試しください。 1.「子どもとのお風呂上がりがせわしないママ&パパ」に 赤ちゃんや小さなお子さまとのお風呂時間はせわしなく過ぎていくもの。 自分の身体を拭くのは赤ちゃんの後になってしまうので、せっかくお風呂に入ったのに身体が冷え切ってしまって…なんて方も多いのではないでしょうか? そんな悩みは、先にさっとバスローブを羽織るだけで解消されます。バスローブはもともと「着るタオル」なので、身体を拭かずに羽織るのももちろんOK。 タオルのように水分をしっかり吸収しながら、保温と肌の保湿までしてくれるので、心に余裕が生まれますよ。 赤ちゃんのお世話が終わった後に、落ち着いて自分の身支度をどうぞ。出産祝いの贈り物にも人気です。 おすすめのバスローブはこちら バスローブはこちら> 2.「お風呂上がりに裸のままで動き出してしまう小さなお子さま」に 「小さな子どもにバスローブ!?」なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、お風呂上がりもその場に止まっていられないお子さまにはフード付バスローブがおすすめです。 フードを被せて袖に手を通せば、そのまま遊び出しても髪や身体の水分をしっかり吸収して湯冷めも気にならず、支度が進まないイライラも解消です! おすすめのバスローブはこちら ベビーローブ&ポンチョはこちら > 3.「ジョギングやジムでのスポーツ後の汗冷えが気になる方」に 汗をかく程にたくさん運動をした後は、その汗がひくまでにも少し時間がかかりますよね。 その間の汗冷え防止に、バスローブを羽織るという使い方も◎。優しい触感が、疲れた身体を癒やします。 おすすめのバスローブはこちら エアーワッフルライトローブ > バスローブの脱ぎ時は? こんなに便利なバスローブですが、ずーっと着たままで過ごすのはNGです。 なぜなら、水分を吸収して湿ったバスローブが、せっかく温まった体を冷やしてしまうことになるからです。 汗をかいている間は身体から放出される熱でバスローブ内も温かくなっていますが、汗がひくと余分な熱も放出されなくなるので、冷えやすくなってしまいます。 湿ったバスローブはそのまま着続けないで、汗がひいたら身体が冷える前にルームウェアに着替えるのをお忘れなく。 自分好みのバスローブをみつけてください バスローブ生活がしっくりし始めてきたら、使うシーンに合った着やすい形状を探してみたり、季節に合わせた素材に変えてみるのもおすすめです。 日々の暮らしを快適にしてくれる、薄手で軽く乾きやすいバスローブがおすすめなのはもちろんですが、とても頑張った日には、ちょっとリッチなバスローブを着て身体を癒やしてあげてみてはいかがでしょうか? 1.バスローブの定番 襟つきローブ 極薄やわらかショートローブ > 2.はだけにくい前ボタン仕様 とってもかるいカーディガンローブ > エアリータッチメンズボタンローブ > 3.包まれるだけでしあわせ。ボリュームのあるリッチローブ ごくふわフードローブ > しあわせローブ > まとめ 扱いにくいイメージを抱かれがちなバスローブですが、家電の進化と同じように、日本人のライフスタイルに合わせて扱いやすく進化をしています。 お風呂上がりの肌の状態を整いやすくしてくれるバスローブは、入浴後の乾燥が気になる方にもおすすめ。小さなお子さまとのバスタイムに心の余裕を生んでくれたり、スポーツ後の汗冷え予防に使えたりと、便利な側面の多いアイテムでもあります。 入門編におすすめのUCHINOのバスローブで、バスローブのある暮らしを始めてみてはいかがでしょうか?
お風呂が体や心に効くワケ
あなたは何のためにお風呂に入りますか?もちろん、体を洗って汚れを落とすためというのもあるでしょう。でもそれだけなら、シャワーでも十分事足りますよね。身も心も解放されてリラックスする、これは温かいお湯にゆっくり浸かるからこそ実感できること。では、なぜ入浴にそういった効果があるのか、その秘密を探ってみましょう。 お風呂が体や心に効くワケ お風呂でくつろぐ至福のひととき。入浴が体や心へ及ぼす効果が科学的にあきらかになっています。それは温熱、水圧、浮力の3つの作用。浴槽に浸かるとそれぞれの作用が働いて体の血行を促進し、リラックス効果をもたらすのです。 温熱作用 お湯に浸かると体が温まる、これが温熱作用です。体温が上昇すると、皮膚の毛細血管が広がり、全身の血液の流れ(血行)が良くなります。それにより、体内の疲労物質や老廃物がスムーズに体外へ排出されたり、筋肉の緊張が解けて凝りが取れ、体がほぐれたりします。 水圧作用 お風呂に入るとお腹がへこむ感じがしませんか? これは気のせいではなく、バスタブのお湯の水圧によるもの。このとき、体の表面だけでなく血管にも圧力が加わっています。そうすると手足にたまった血液が押し出され、心臓の働きが活発になり、血液の循環が促進されるのです。 浮力作用 湯船の中の重力は、お湯の浮力によって陸上の9分の1になります。体重も9分の1になるため、体を支えている筋肉や関節の負担が軽減され、緊張がほぐれて疲れが取れやすくなります。同時に、緊張からくる脳への刺激も減少。そのため心身ともにリラックスできるのです。 血行促進でうれしいこといろいろ 入浴によって血行が促進されると、何が起こると思いますか?何となく「体に良い」というだけで、具体的な効果について詳しくは知られていないかもしれません。実は日常的な健康や美容の悩みは、血行不良からくることが多いのです。血液は、全身を巡りながら栄養分や酸素を細胞に運搬しています。また、細胞から二酸化炭素や老廃物を受け取り、それを分解・廃棄する臓器まで届ける役割も担っています。その血液の流れが滞る、つまり血行不良になると、必要な酸素や栄養分が体のすみずみまで十分に行き渡らず、一方で不要な物質が体外へ排出されにくくなり、さまざまなトラブルが起こりやすくなるのです。血液の流れが入浴によって改善されることで、以下のような効果が期待できます。 血行促進による効果 疲労回復 血行が促進されると体内の老廃物や乳酸などの疲労物質がより早く排出されやすくなります。そのため、疲れが取れ、回復が早くなるというわけです。 代謝改善 生命維持のための活動で消費されるエネルギー、基礎代謝。その量は年齢とともに減ってしまいます。その結果太りやすくなるだけでなく、体のさまざまな機能も低下してしまうのです。血行促進や発汗効果のある半身浴を継続することで細胞が活発化し、この代謝を上げることができます。 肩凝り・腰痛の緩和 肩凝りや腰痛は、冷えや長時間のデスクワークなどで緊張した筋肉や関節に疲労物質がたまり、それが血管を圧迫することで起こるといわれています。血行が良くなると、それらの疲労物質を対外へ排出しやすくなるので、肩凝りや腰痛の緩和につながります。 肌がキレイに 肌の一番外側にある表皮細胞は約30日周期で古い角質が自然に剥がれ落ち、新しい細胞に生まれ変わります。しかしその下の真皮層の血行が悪いと、このサイクルがうまく働かず、肌荒れの原因に。このサイクルをきちんと機能させるとともに、老廃物をしっかり排出できれば吹き出物が出なくなり、肌の透明感もアップします。 浴槽入浴(半身浴)シャワーの血流量の比較 幸せがたゆたう半身浴 体にも心にも効く入浴。さらにその効果を高めたいときにおすすめなのが、半身浴です。疲れた体を芯から温め、入浴のリラックス効果がより高まります。入浴後のゆったりとしたくつろぎ時間のためにも、ぜひトライしてみてください。 体に負担をかけない入浴法が、半身浴です 半身浴とは、みぞおちの辺り(胸の下)まで張ったぬるめのお湯に、20~30分ゆっくりと浸かる入浴法です。肩までしっかり浸かる全身浴に比べて心臓に負担がかからず、長時間の入浴が可能なため、体を芯から温めることができます。もし肩が出て寒いと感じるときは、乾いたタオルを肩にかけます。しばらくすると、下半身で温まった血液が全身を巡り、上半身も温かく感じてくるはずです。半身浴では汗をたくさんかくので、脱水症状を起こさないためにも入浴前後にコップ一杯ずつの常温の水を飲みましょう。 ポイントは「ちょっとぬるめ」の温度 まず気をつけてほしいのは、お湯の温度によって体に及ぼす作用がまったく異なるということ。もしシャキッとリフレッシュしたいときは、40℃より高い熱めのお湯が適しています。熱いお湯の刺激で交感神経が活発になり、体が活動状態になるのです。一方、眠る前のリラックスしたいときには、37~39℃の少しぬるいと感じる程度のお湯がおすすめです。ぬるめのお湯に浸かると副交感神経が優位になり、頭や体をリラックスさせます。そのため、寝る前の半身浴タイムではぬるめのお湯が適しているのです。 驚きのリラックス効果 ここで、ひとつのデータを。40℃で5分間の全身浴、38℃で20分間の半身浴とでストレスの減少度を調べてみると、半身浴のストレス減少値がとても大きいことがあきらかになっています。同じ入浴でも、これだけ違いが出るのです。 汗をかくって、大事なことです さて、半身浴でじっくりお湯に浸かっていると、次第に汗が出てきます。この「汗をかく」ということは体にとってとても大事なこと。発汗により生命活動に不可欠な体温調節をスムーズに行うことができ、自律神経のバランスが整います。また体内の老廃物や疲労物質を排出しやすくなり、疲れが取れるほか、肌もきれいになると良いことずくめ。ぜひじっくりお湯に浸かって良い汗をかきましょう。 参考文献:『しあわせバスタイムレシピ』東京ガス都市生活研究所 『健美浴の王道』風呂文化研究会
カラダとココロのリセット
新しいバスタイムの定義を、入浴から快眠までの時間として位置づけ、その役割を考えたとき、そこには、「美」と「健康」と「リラクゼーション」という3つのキーワードが浮かんできます。 いつまでも美しく健康でいるためには、カラダとココロを上手にリセットすることが大切ですが、それには、毎日キチンと眠れているかどうかということが大きく関係します。そして、その眠りを導くためには、眠りに入るまでの助走ともいえる、時間の過ごし方がとても重要になってきます。 では、いったい何が私たちを安眠へと導いてくれるのでしょう?それは、カラダとココロを、芯からリラックスさせること。そのためには、より効果的なお風呂の入り方が必要となります。そしてその効果を持続させるためには、入浴直後のケアや、眠りに入るまでの間をいかにくつろいで過ごすかが大切になります。 さて、わたしたちは普段、リラックスという言葉をよく口にしますが、それは自律神経をつかさどる交感神経と副交感神経のバランスが、副交感神経優位になっていることで、逆に言えば交感神経の働きが抑えられて、緊張が解れている状態のことをいいます。つまり、これがくつろいでいる、やすらいでいるということです。リラックスしているとき、私たちのカラダやココロはいろいろなことを吸収しやすい状態になります。だから、入浴から眠りに入るまでの重要な時間には、良いモノに触れ、心地良いものをまとい、良い香り、良い音楽、ほのかなあかりに包まれることがとても大切なのではないでしょうか。
夏の睡眠不足はエアコンで解消!快適温度とパジャマの選び方
今年も本格的な夏がやってきます。 蒸し暑く寝苦しい夏の夜は、なかなか寝付けなくて苦労する方も多いのではないでしょうか。 睡眠不足は体調不良だけでなく熱中症の原因になることも。 暑い夏を乗り切るには、よりよい睡眠環境を整えることが重要です。 そこで今回は夏の睡眠を快適にするための基本とベストなパジャマの選び方をご紹介します。 夏の夜の快適な睡眠環境 人のからだは、体内で熱をつくり出したり、表面から熱を外に逃がしたりしながら体温を調節しています。 一般に、人間が裸の状態で快適に過ごせる温度は 27~31℃ と言われ、衣服や布団の中は 温度 31~33℃、湿度 50~60% が最適な状態とされています。 夏場にこの状態を作りだすためには、以下の室内環境(室内温度・湿度)にすると良いとされています。 長袖長ズボンのパジャマを着て夏掛け布団などをかけて寝る場合→温度 26℃ 前後、湿度 50~60%半袖短パンのパジャマを着てタオルケット程度の薄手寝具をかけて寝る場合→温度 27~28℃、湿度 50~60% 数字だとあまりピンと来ないかもしれませんね。簡単に言うと、心地よく眠れている初夏や初秋の環境に近いのが理想です。 ちなみに、もしも裸で寝る場合には 室内温度 29℃、湿度 50~60% くらいが良いとも言われています。 長袖?半袖? どっちで寝るのがいい? 寝る時のパジャマは、長袖長ズボンでも半袖短パンでも、どちらでもお好みでOKです。 ですが、冷えの気になる方や寝相があまり良くない方には、体温調整がしやすい長袖長ズボンのパジャマをおすすめします。 よく「エアコンを付けて寝ると体が冷えてだるくなるのよね。」という方がいますが、温度を下げ過ぎていなければ、それは室温とウェアや寝具のバランスが取れていないことが原因です。 エアコンを付けている状態は、例えるなら初夏か初秋の気候の中にいるようなものですので、長袖長ズボンのパジャマを着てバランスを調節して寝ることでこの悩みは解消できるでしょう。 エアコンの正しい使い方 就寝時に低い温度設定でエアコンを効かせてタイマーで止める方がいますが、エアコンが止まると元の温湿度に戻って寝苦しくなるため、これはおすすめできません。 エアコンはタイマーで止めずに朝までつけておき、一定の温湿度をキープする方が良く眠れます。 電気代が気になる方も多いと思いますが、エアコンは起動時の電力消費が最も大きく、連続運転時の電力消費量は比較的少ないため、つけたり消したりするよりもつけっぱなしの方が電力消費は少なくなくなるという研究報告もあります。 温度設定を少し高めにしておけば、寝る前から朝までつけている方が電気代が安くなる可能性があります。 なお、同じ寝室で、暑がりの方と寒がりの方が一緒に寝るというケースの場合は、エアコンの設定は迷わず暑がりの方に合わせてください。 寒さはパジャマと寝具でいくらでも調節出来ますが、暑さはそうはいきません。 暑がりの方が半袖短パンで快適に寝られるエアコンの設定に合わせて、寒がりの方のパジャマと寝具を決めると良いでしょう。 夏のパジャマは「綿のガーゼ」が1番 先にも書きましたが、エアコンで室内環境を整えている場合、パジャマは体温調整がしやすい長袖長ズボンがベストです。 もちろん生地の素材も重要ですが、手首足首までカバーすることによって外気と皮膚の間に快適な温度帯を作ることができます。 逆に少し高めの室温で手足を露出させている方が心地よく眠れるという方の場合は半袖短パンがおすすめです。 半袖短パンの場合は衣服内に熱気がこもりにくいよう、衿や袖、裾などの開口部が広く、全体にゆったりとして余裕のある形が快適に眠れます。また、半袖短パンは関節の可動域が大きく寝返りが打ちやすいというメリットもあります。 パジャマの素材は「綿のガーゼ」が1番です。 夏と言えば吸水性がよくさらっとした肌触りの麻というイメージがありますが、麻(リネンやラミー)は綿に比べて繊維が硬く肌に沿いにくいため、衣服内の環境を快適に保つという点ではしなやかな綿の方が優れています。 暑い季節のパジャマは、身体から出る熱や水蒸気、汗を効率よく放出または吸収して衣服内の温湿度を快適な状態に保ち、さらに水分を素早く拡散させて乾かすことが求められます。 その条件を満たすには、吸水性と吸湿性に優れた綿素材と、通気性と速乾性に優れたガーゼ組織の組み合わせがベストです。 エアコンの設定温度が変わる!?最涼ガーゼパジャマ ここからは、暑い夏の夜も質の高い眠りへ誘う、涼しいだけじゃない、快眠のための機能を満載したクレープガーゼ®パジャマのご紹介です。 このパジャマの生地は、タオルの製造技術をもとに開発した3層構造のガーゼで、通常よりも約40%細い糸を使用して3層に織り上げ、生地表面を弛ませてクレープ織物(凹凸の縮みしわを出した織物)のようなシワを作っていることからクレープガーゼと名付けました。 綿のガーゼといえば通気性の高さが特長ですが、クレープガーゼ®はその通気性が従来のガーゼの 1.5~1.8倍、綿のTシャツと比べるとなんと7倍以上! まさに風が通り抜けるように涼しいガーゼです。 また、吸水性があるため汗をかいてもべたつきにくく、吸収した汗を素早く拡散して広い表面積で乾かすため、気化熱による冷却効果も期待できます。 綿のTシャツでは蒸れて寝苦しい夜も快適に眠れるので、エアコンの設定温度が変わるかもしれませんよ。 生地の中に空気をたくさん含むため、保温性が高いのも特長の1つです。 夏物パジャマで保温性は意外な感じもしますが、朝方は気温が下がることも多いため、適度な保温性があることは快適な眠りを妨げないために重要なポイントです。 冬物パジャマの代表格である綿ネル生地に匹敵するほど高い保温性ですが、これは生地の中に含んでいる空気の層による効果です。同時に高い通気性も備えているため、蒸れて暑苦しくなるようなことはありません。 また、身体の動きを妨げないように少しゆったりとしたシルエットに仕上げ、衿や袖、裾などの開口部を広めにとることによって衣服内の熱気が抜けやすくもなっています。 クレープガーゼ®には、Tシャツやワンピースなどのルームウェアのラインナップも豊富に揃えています。 UCHINOのさわやかガーゼウェアで、夏のおうち時間を快適にお過ごしください。 <UCHINO Online Shop> まとめ 暑い夏の夜に快適に眠るためにはエアコンを活用して、パジャマや寝具に合わせた室内環境に整えましょう。 エアコンは朝までつけて温湿度をキープして快眠を妨げないようにし、夏に適した綿のガーゼ素材のパジャマを着ることで、夏の暑い夜も快適に眠ることができます。 夏の暑い夜は、快適な環境づくりと快適なパジャマで乗り切りましょう。
粉末?液体?おしゃれ着洗い?洗濯洗剤の選び方と漂白剤や柔軟剤の上手な使い方
日々新しい洗剤や柔軟剤が発売されていますが、メーカー各社が熾烈な広告合戦を繰り広げているため、どれを選んでよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。 タオルやガーゼウェアの洗濯についても、 「どの洗剤が一番いいの?」「洗濯石けんと洗剤って何が違うの?」「マシュマロガーゼにはおしゃれ着用洗剤がいいの?」「タオルに柔軟剤は使っちゃいけないの?」 なんて質問をよくいただきます。 そこで今回は、洗剤の選び方や漂白剤や柔軟剤の効果的な使い方などを、少し詳しく紹介します。 気になる項目をご覧いただき、洗剤を選ぶ際の参考にしてみてください。 粉末?液体?どっちがいいの? 洗濯に使用する洗剤は、大きく分けて「粉末」と「液体」があります。 どちらを選べばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。 まずは、粉末洗剤と液体洗剤の違いについての説明から始めていきましょう。 粉末洗剤とは? 「粉末」の洗剤は主成分や添加物を乾燥させて固形物にしたものです。 水に溶けやすいよう微粉末や顆粒状になっています。性質の異なる複数の成分を配合することができるため、液体と比べて洗浄力が高いのが特徴です。 その昔は固形石鹸を細かく砕いた「粉せっけん」が多く配合されていて洗剤が洗濯物に溶け残ることが多く、粉末は水に溶けにくいというイメージがありました。 しかし、最近では非常に溶けやすいよう工夫されており、普通に使っている分には洗剤の溶け残りが気になることはありません。 液体洗剤とは? 「液体」の洗剤はそれぞれの成分を液状のまま混ぜ合わせたもので、例えるなら粉末の洗剤を水に溶かして濃縮した状態のようなものです。 溶け残りの心配がなく使いやすいのですが、長期間品質を安定させるために配合できる成分に制約があり、粉末と比べると性能が低くなる傾向があると言われています。 ただし、最近の液体洗剤はかなり性能がアップしていて、洗浄力だけなら粉末と変わらないものや、漂白や抗菌などの複数の成分が配合されたものもあるようです。 以前は約70%が水という液体洗剤がほとんどでしたが、最近では水の比率が約30%まで濃縮された高濃度処方のものが増えてきました。また、第3の洗剤ともいわれる、液体を水溶性のソフトカプセルに入れたジェルボールと呼ばれるタイプもありますのでお好みでお選びください。 どっちがいいの? 洗浄力は粉末洗剤の方が高いですが、液体洗剤は原液を汚れに直接たらすじか塗りなどの液体ならではの使い方も出来ます。 粉末or液体は、それぞれに長所があるので、洗濯のスタイルや好みに合わせて選んでみてください。 蛍光剤入りの液体洗剤は取扱い要注意! 「蛍光増白剤」が配合された液体洗剤は、洗濯物の上に直接注いだり汚れた部分に直接塗り付けたりしたりすると白っぽいムラができることがあるため、取り扱いは要注意です。 「汚れに直接たらして一晩置いてから洗うと効果的」といった使い方を勧めているメーカーもありますが、これは無蛍光の液体洗剤の場合で、蛍光剤入り液体洗剤の場合は避けた方がよいでしょう。 蛍光増白剤とは? 洗剤には、粉末、液体ともに「蛍光増白剤配合」と「無蛍光(配合されていない)」があります。 蛍光増白剤が配合されている目的は、洗濯で落としきれずに残った黄ばみなどの汚れを目立たなくするためで、その名の通り、紫外線を反射して「蛍のように光り洗濯物をより白く見せる」効果があります。 蛍光増白剤は目に見えない染料の一種で、洗濯をしながら洗濯物を白っぽく染めています。そのため、一度使うとなかなか落ちません。 注意するポイント 蛍光増白剤入りの液体洗剤を洗濯物に直接振りかけたり、汚れた部分に原液を塗り付けたりすると、洗剤が浸透した部分に蛍光増白剤がたくさん付着してしまうため、乾くとその部分だけが色褪せたように白っぽく見えるようになってしまいます。 蛍光増白剤入り洗剤を直接振りかけて洗濯した後の状態(紫外線ライトを当てると蛍光増白剤が付着した部分だけ青白く光ります) 蛍光増白剤入りの液体洗剤を使う場合は、蛍光増白剤が洗濯物全体にムラなく付着するように、液体洗剤用の投入口に入れるか、水が十分に溜まってから洗剤を入れるようにしましょう。なお、粉末の場合は水が溜まる間に溶けるのでそれほど気にする必要はありません。 蛍光増白剤が配合されている場合は裏面の成分表示に記載されていますので、購入前に表示を確認してみてください。 洗濯用洗剤と洗濯用石けんは何が違うの? 洗剤容器の裏面に書かれている品名には「洗濯用合成洗剤」「洗濯用石けん」など、記載に違いがありますよね。この違い、わかりますか? 洗濯用洗剤の区分け 洗濯用の洗剤は、家庭用品品質表示法という法律により、以下のような区分に分けられています。 界面活性剤が純石けん分だけのもの= 洗濯用石けん界面活性剤の70%以上が純石けん分で他の成分も含むもの= 洗濯用複合石けん界面活性剤に占める純石けん分の割合が70%未満のもの= 洗濯用合成洗剤 簡単に言うと、 界面活性剤が石けん100%のもの= 洗濯用石けん界面活性剤に石けん以外の成分(化学合成された石けん的なもの)を混ぜているもの= 洗濯用複合石けん、洗濯用合成洗剤 というように分けられます。 界面活性剤とは? 界面活性剤とは、水と油の境目(界面)を活性化して混ざりやすくする成分のこと。 その代表的なものが、油とアルカリ剤を混ぜて作られた石けんです。 石けんというと、手や顔を洗う四角や丸の固形のものをイメージする方が多いと思いますが、実は成分の名称でもあるんです。 その昔は界面活性剤といえば石けんだったのですが、技術の進歩とともに様々な種類の界面活性剤が使われるようになり、当時の社会背景などから法律で区分されたと言われています。 洗濯用石けんのすすぎは少し念入りに 洗濯用合成洗剤も洗濯用石けんも基本的に使い方は同じで洗浄力にも大きな差はないと言われています。 ただ、洗濯用石けんの方が洗濯物に残りやすい傾向があり、洗濯物の素材によっては石けんに含まれる油脂分が付着することがあるため、すすぎは少し念入りに行う必要があります。 また、海外ブランドの洗剤やエコをアピールしているような合成洗剤は純石けん分の比率が高いことが多く、洗濯石けんと同じように洗濯物に残りやすい傾向があります。 ちなみに、現在販売されている大手メーカーの製品はすべて「洗濯用合成洗剤」で、「洗濯用石けん」は会社名が「〇〇石けん」や「〇〇油脂」などになっている専業のメーカーが作っています。 おしゃれ着用洗剤でガーゼウェアを洗うのはアリ? 大事な服やデリケートな生地の服を洗う時には「おしゃれ着用洗剤」を使うという方、多いのではないでしょうか? ガーゼウェアもおしゃれ着洗剤で洗っている方、ちょっと待ったです。 実は、おしゃれ着洗剤には向いている素材、向いていない素材があるんです。 おしゃれ着用洗剤とは? おしゃれ着用洗剤とは、家庭では洗いにくいウールやシルクなどを洗うことを目的とした洗剤です。 通常の洗濯用合成洗剤や洗濯石けんの液性が弱アルカリ性であるのに対して、中性洗剤と呼ばれています。 弱アルカリ性の洗剤は油性の汚れやタンパク質の汚れを落とす効果があるため、ウールやシルクなどのタンパク質で出来ている繊維に使うことが出来ません。 しかし、おしゃれ着用洗剤は液性が中性であるためウールやシルクを痛めることがありません。 おしゃれ着用洗剤に向いている素材 「おしゃれ着」というと、デリケートな生地や構造の服を想像してしまいがちですが、実際にはウールやシルクなどの通常の洗剤で洗えない素材のことを指しています。 もちろんウールやシルク以外の素材にも使えますが、マイルドにしている分だけ洗浄力も低くなっているので、綿や麻、化学繊維などに使用してもあまりメリットはありません。 意外と知られていませんが、一般的な洗濯用合成洗剤や洗濯用石けんには「綿、麻、合成繊維用」、おしゃれ着用洗剤には、「毛、絹、綿、麻、合成繊維用」と記載されています。このことからも、おしゃれ着用洗剤がウールやシルクを対象にしたものであることが分ります。 成分表示には書かれていませんが、衣類の型くずれやシワ、縮み、毛玉防止などを目的としてシリコーンなどの平滑成分が配合されています。 そのため、繊維が滑りやすくなって毛羽落ちが多くなったり強度が低下してしまったりすることもありますので、素材の種類に合わせて使うようにしてください。 洗剤は多いほどよく落ちる? 洗剤は油汚れを水に混ざりやすくしたり、汚れを分解したりするものなので、投入量が少ないよりは多い方が良いのですが、水の量に対して最適な濃度のバランスがあり、それを超えると効果はあまり変わらなくなります。 そのため、洗剤ごとに定められた適量を使用することが重要です。 現在市販されている洗剤はそれぞれ適量が異なっており、パッケージに洗濯物の量や水量に対する洗剤の使用量が表示されています。 一般に洗剤の適量は水の量に対してベストな濃度より若干高めになるように設定されているので、多少汚れがひどくても多く入れる必要ありません。 しかし、あまり汚れていないからといって入れる量を減らしてしまうと、十分な洗浄効果が得られない場合があります。 油汚れがひどい時は洗剤を多めに 油を水と混ざりやすくする作用だけは洗剤の量が多いほど高くなるので、洗濯物の油汚れがひどい場合に限っては、洗剤を若干多めに入れた方が洗浄効果は高くなります。 最近では洗剤別、洗濯機別の洗剤投入量に関するまとめサイトもあるようですので、こういった情報も参考にしてみてください。 面倒なら、洗剤少し多め+すすぎ念入り。 「いちいち細かく計ってられない!」、「洗剤を変えるたびに確認するのは面倒!」という方の場合は、洗剤を「少し多め」に入れて、その分すすぎを念入りに行うという洗濯方法がおすすめです。 洗濯の目的は汚れを落とすことなので、洗剤の量が不足して汚れが残るよりは、洗剤を多めに入れて後のすすぎで調整する方が、汚れがきちんと落ちます。 すすぎ1回でも本当に大丈夫? 節水、エコ、時短...いろいろな観点から「すすぎ1回でOK」を訴求する洗剤が増えています。 ただ、洗剤によっては「すすぎ1回でもOK」という表現が使われていたり「すすぎ1回だと抗菌成分が残る」という微妙な表現が使われているのを見ると、洗濯の条件によっては必ずしもすすぎ1回がベストではないとも受け取れます。 実際の洗濯では、洗うものの種類や量、汚れの度合いが毎回違うので、「すすぎ1回でOK」の洗剤を使う場合でもその時の状況に合わせてすすぎの回数を決めるのが良いでしょう。 特にタオルの洗濯はすすぎが命といっても過言ではないので、「すすぎ1回」の洗剤の場合は洗濯機の標準の設定のままで行うのがおすすめです。 粉末漂白剤と液体漂白剤それぞれの効果的な使い方 洗剤と一緒に使用する漂白剤のうち、色柄物に使える酸素系漂白剤には「粉末」と「液体」の2種類があります。 どちらも同じ酸素系ですが、成分と液性、洗えるものが異なります。 粉末漂白剤はウールとシルクNG 粉末タイプは液性が弱アルカリ性で漂白作用が強いため、ウールやシルクに使うことはできません。対して液体タイプは液性が弱酸性で作用が穏やかなのでウールやシルクにも使うことができます。 粉末はつけ置き、液体は直塗り。 通常は洗濯の際に洗剤と一緒に入れることが多いと思いますが、粉末タイプはつけ置き、液体タイプは汚れに直接塗るのが最も効果的な使い方です。 酸素系漂白剤は温度が高いと効果も上がるので、つけ置きする場合は粉末タイプを少し熱めのお湯(50度~60度)に溶かして使用するのがオススメです。 液体タイプは飲料や食品、血液などの汚れに直塗りするとピンポイントで汚れを分解してくれます。怪我の消毒に使うオキシドールと同じ成分なので、汚れと反応して白い泡が立ちます。 ただし油や無機質の汚れは落とせないので、油汚れやファンデーションなどの汚れには無蛍光の液体洗剤を直接塗るのがよいでしょう。 金属パーツにご注意 酸素系漂白剤を使用する際には、金属パーツにご注意ください。 酸素系漂白剤は金属と反応すると酸化力が強くなり生地を傷めてしまうことがあるので、金属製のファスナー、ボタン、ホック等が付いたものには使わないようにしてください。 毎回柔軟剤を使うのはNG 最近は衣類のケアよりも香りを付けることを目的に使われることも多くなった柔軟剤。 柔軟剤という言葉と「ふわふわになる」というイメージの宣伝で誤解されることが多いですが、本来は傷んで滑りが悪くなった繊維の表面を保護して滑らかに整えるものです。 例えるなら荒れた手に塗るハンドクリームのようなものなので、表面はすべすべになりますが、繊維自体が柔らかくなるわけではありません。 柔軟剤を使いすぎると? 柔軟剤を使いすぎると繊維や糸が滑って抜けやすくなってしまい、生地や縫製の強度も低下してしまいます。さらに、柔軟剤の成分は水を弾くため、使いすぎると吸水性も失われてしまいます。 柔軟剤の正しい使い方 あくまでも柔軟剤は滑りの悪くなった繊維を復元するためのものなので、正しい使い方は、「肌触りが硬くなってきたと感じてから」「必要な量だけ」です。 洗濯物の素材や洗い方にもよりますが、最近の柔軟剤は1度と使うと洗濯2~3回くらいまで成分が残るので、必ずしも毎回使う必要はありません。肌触りの硬さが気になってきた時や滑らかさがなくなってきたと感じた時に、まずは1回だけ使うようにしましょう。 また、全自動洗濯機の場合、柔軟剤は最後のすすぎで投入されるので、全体にムラなく付けるためには、水量の設定を多めにして、柔軟剤が水に均一に混ざるようにするのがポイントです。 水量を増やすと効果が小さくなると思うかもしれませんが、柔軟剤の成分は綿などの繊維と磁石のように引き合うため、薄められても付着する量は変わりません。逆に水が少ないと柔軟剤が混ざる前に洗濯物に付着するためムラになってしまいます。 綿や麻に使う時はここにご注意 なお、綿や麻の製品に柔軟剤を使用すると、コーヒーや紅茶などの色素が付着した場合に落ちにくくなるのでご注意ください。 おまけ:洗濯絵表示の正しい見方 2016年の法改正により、衣類などに縫い付けられている取扱い表示記号(洗濯絵表示)が大幅に変更されました。 これまでの日本独自のマークから国際規格のマークに変わり、種類も増えましたが、意味するところも以前とは若干変わっています。 従来の表示は「推奨する取扱い方法」でしたが、新しい表示では、消費者により正確な情報が伝えられるよう、可能な範囲の上限が表示されるようになりました。 例えば、従来の表示の場合は洗濯機で普通に洗えるものに「手洗い」の表示がされていたり、水洗いできる素材にドライクリーニングの表示がされていたりするケースもありましたが、新しい表示では、「これ以上厳しい条件の取り扱いは出来ない」という内容に変っています。 表示よりも厳しい条件で取り扱うと洗濯物にダメージ与えてしまう可能性があるので洗濯前の洗濯表示確認をお忘れなく。 くわしくは 「 新しい洗濯表示(消費者庁)」をご覧ください > まとめ 洗剤については、洗浄力を重視するなら粉末の合成洗剤が間違いありません。国内大手2社のものでれば、特売品でも洗浄力は十分にあります。 便利で使いやすいという点を重視するなら液体洗剤がおすすめです。液体についてはできるだけ無蛍光のものをお選びください。高濃度処方の超コンパクトタイプとレギュラータイプはお好みで構いませんが、現在は超コンパクトタイプに無蛍光のものが多いようです。 洗濯石けんは、洗濯物の生地の素材や加工によっては若干残りやすい場合があるので、その分だけすすぎを念入りにするなど、工夫をしながらお使いください。 また、タオルやガーゼにおしゃれ着用洗剤を使うのは避けた方がよいでしょう。 漂白剤や柔軟剤は目的に応じて適切な方法で使えば効果が得られますが、使い過ぎや誤った使い方はトラブルに繋がることがあるので注意しましょう。 洗剤や漂白剤、柔軟剤はとてもたくさん種類が販売されているため、どれを選んでよいのか迷ってしまいがち。それぞれの目的と基本的な性質を理解すれば、魅惑的な宣伝に惑わされることなく自分のスタイルや好みに合わせて適切なものが選びやすくなりますよ。
気づいたら変色してるタオル。どうしたらいいの!? – 黒ずみ編 –
皆さまからいただいた洗濯物の変色に関するお悩み、続いては「黒ずみ」に関するお悩みにお答えしていきます。 – オレンジ・ピンク・黄ばみ編 – はこちら > タオルが黒ずんでる!なぜ? 普通に洗濯してるつもりなんですが、タオルがグレーっぽく黒ずんできました。洗濯方法がいけないんでしょうか? 実はこれにはいくつかの原因があります。 洗濯を繰り返すと徐々にタオルが黒ずんでくるという話は色々なところからよく聞くのですが、調べてみると黒ずみにはいくつかの原因があるようでした。 原因によって対応策も異なりますので、代表的な例をご紹介していきますね。 ①微粒子汚れの蓄積 白かったタオルがこんな色に!? これは、タオル全体に発生する黒ずみです。 タオルを長く使っていると、一緒に洗濯した衣類などから落ち出た “色素” や “ホコリ” などの微細な汚れ物質(微粒子)が洗濯水と一緒にタオルに吸収されて徐々に蓄積されていき、黒ずみが発生します。 タオルは衣類の何倍も多く水を吸収することに加え、生地がフィルターのような構造になっているため、洗濯の際に水の中にある汚れをキャッチしてしまうんです。 干す場所にもご注意ください。 交通量の多い道路の近くや埃っぽい場所に干した場合も、空気中に漂っている細かな粒子が付着しやすくなります。 このケースの黒ずみは、水中の汚れ物質や空気中の微粒子を吸着することによって発生するため、タオル全体に発生することが多いようです。 ↳ 微粒子汚れによる黒ずみの解決法・予防法 全体的な変色でも元に戻せますか? 戻せる場合と戻せない場合があります。 原因が他の衣類から溶け出した染料の場合は、粉末の酸素系漂白剤を適量溶かした水に浸け置きすることで落とせます。 しかし、微細な汚れ物質が混ざっている場合は、繊維の奥から汚れ物質を押し出さないといけないため、水の中でタオルを強く揉んだり擦ったりするような洗い方を繰り返さないとなかなか落ちません。 汚れを蓄積させない予防法はありますか? 多めの水で念入りに洗い、すすぎもしっかりと行いましょう。 一番の予防策は汚れを蓄積させないことです。 洗濯は多めの水で念入りに洗い、すすぎもしっかりと行うことで、汚れが蓄積しにくくなります。 ↳ 意外な原因!炭入りボディソープ 意外と知られていませんが、消臭目的でボディソープやシャンプーに配合されている備長炭や竹炭も、黒ずみの原因になることがあります。 炭の色になってますね! 備長炭や竹炭も微粒子と同じようなものなので、ボディソープやシャンプーが洗濯物に付着した状態で洗濯水に混ざってしまった場合に黒ずみの原因になることがあります。 ②カビの発生 手を拭く部分が汚れてますね。 これはカビが発生してるんです。 黄ばみと同じように、バスタオルの中央部分やフェイスタオルの上下の端付近など、よく使う部分がうっすらと黒ずんで見えるようになるのは、タオルの地組織にカビが発生しているからです。 表面のパイル部分は比較的すぐに乾くのでカビが発生しにくいですが、地組織は乾くのに時間が掛かる上、汚れも残りやすいので、温かい季節は油断するとすぐにカビが発生してしまいます。 カビは繊維にしっかりと根を張っているため、一度発生すると殺菌しても消えません。 ↳ カビによる黒ずみの解決法・予防法 カビは取れますか? 白の無地タオルなら戻せます。 早い段階であれば、粉末の酸素系漂白剤を適量溶かした水やお湯に浸け置きしたり、重曹などで煮洗いしたりして落とせる場合もありますが、通常は塩素系漂白剤を使わないと取り除けません。 白い無地のタオルであれば塩素系漂白剤で真っ白な状態に戻すことができますが、色柄物の場合は残念ながら打つ手はありません。取り換えのタイミングとお考えください。 予防策はありますか? 濡れた状態で放置しないことです。 使った後はすぐに洗うか乾かすことがポイントです。 カビは基本的に養分となる汚れと水分がないと繁殖しないので、汚れたまま、湿ったままで放置しないように心がけましょう。 ③柔軟剤の繰り返し使用 柔軟剤が原因なんてこともあるんですよ。 柔軟剤、毎日使ってます! 柔軟剤を繰り返し使っていると、タオル全体がなんとなく黒ずんでくることがあります。 これは柔軟剤自体が変色しているのではなく、柔軟剤を使用するとタオルが微細な汚れや色素をひきつけやすくなるためです。 柔軟剤は電気でいうとプラスの性質を持っているため、マイナスの性質を持つ微細な汚れ物質や色素を引き付けやすくなり、<①微粒子汚れの蓄積>で説明した微粒子汚れの蓄積による黒ずみが起こりやすくなります。 また、黒ずみではありませんが、紅茶やコーヒーなどに含まれる色素を強く引き付ける性質もあるため、紅茶やコーヒーのシミも落ちにくくなります。 さらに、柔軟剤を繰り返し使用すると黒ずむだけでなく水を吸わなくなってしまいます。 ↳ 柔軟剤による黒ずみの予防法 水を吸わない!?こうならない為にはどうしたら良いですか? 正しい使い方は、「肌触りが硬くなってきたと感じてから」「必要な量だけ」です。 柔軟剤は、滑りの悪くなった繊維を復元するためのものです。 洗濯物の素材や洗い方にもよりますが、最近の柔軟剤は1度と使うと洗濯2~3回くらいまで成分が残るので、必ずしも毎回使う必要はありません。肌触りの硬さが気になってきた時や滑らかさがなくなってきたと感じた時に、まずは1回だけ使うようにしましょう。 「粉末?液体?おしゃれ着洗い?洗濯洗剤の選び方と漂白剤や柔軟剤の上手な使い方」の記事の中でも、柔軟剤の正しい使い方をご紹介しています。あわせてご覧ください。 毎回柔軟剤を使うのはNG > ④節水型洗濯機の使用 ドラム式洗濯機などの節水型の洗濯機の場合、ちょっとした条件の変化で洗浄とすすぎの両方が不十分になりやすく、汚れが落ち切らないことがあるため、洗濯物が黒ずみやすいと言われています。 と言っても、洗濯機自体が悪いのではなく、洗濯機や洗剤の能力に頼りすぎてしまうことが一番の原因なんです。 一度にたくさん洗おうとして洗濯物を詰めすぎたり、洗剤や柔軟剤の量や使い方が適正でなかったりすれば、当然洗濯の効率は低下して、落ちる汚れも落ちなくなってしまいます。 節水型洗濯機の場合は適正量を守って使いましょう。 最近の洗濯機は性能が良いからと、あまり気にしてませんでした…。 特にドラム式洗濯機の場合は、水量やすすぎ回数などの条件を変更できない機種が多いため、洗濯物の種類や汚れ具合などによって一度に洗濯する量を細かく調整すること、洗濯物の種類や汚れ具合に合わせたコースを選ぶことが重要です。 ↳ 節水型洗濯機による黒ずみの予防法 どんな洗い方が良いですか? 気持ち少なめ、念入りコースで! 節水型の洗濯機はベストな条件で洗えないと汚れが残りやすくなる傾向があるため、洗濯物を気持ち少なめにして、出来るだけ念入りに洗えるコースを選ぶことがポイントです。 裏技ですが、特にタオルを洗濯する時は、一度洗濯物に水分を含ませて重量を重くしてから投入(=洗濯機をだます)する方法もおすすめです。 洗濯機や洗剤の魅力的な謳い文句は、基本的に「ベストな条件」でのものなので、状況によっては期待通りにいかないこともあります。 例えば洗濯機の最大容量は理論上の限界値であり、実際には最大容量の70%程度で洗うことをメーカーが推奨していたり、「すすぎ1回」は実は「汚れが少ない場合は1回でもOK」という意味だったり。 「節水」や「省エネ」という謳い文句だけに惑わされず、汚れの状態やお使いの洗濯機の種類で効率よく洗える量を見極め、洗濯機や洗剤の性能もある程度理解して使えるのが理想的ですね。 洗濯はその都度状況に合わせて行うことが大切です。 番外編:洗濯物を干したら茶色く変色!なぜ? ガス給湯器の室外機のそばに洗濯物を干したら茶色く変色したなんて事例も。 タオルの場合はあまり起こりませんが、化学繊維の衣類や合成樹脂のパーツなどに時々発生する変色です。 ものが燃焼するときに発生する酸化窒素ガスは、合成樹脂などに含まれている酸化防止剤と反応すると茶色や黄色の変色を発生させます。 綿のタオルに酸化防止剤は含まれていませんが、周りにある合成樹脂などから蒸散した酸防止剤を吸着してしまうことがあります。 特に水分を含んでいると気体を吸着しやすくなるため、例えば合成樹脂製の洗濯カゴやランドリーバックなどに濡れたタオルを長時間入れていたような場合、そこから発生した酸化防止剤と空気中の酸化窒素ガスを吸着して変色してしまうことがあるんです。 キャンバス地のスニーカーを洗ったらゴムや接着剤の部分が茶色く変色しちゃった、部屋で鍋物や焼き肉をやったら服が変色しちゃったなんていう話を時々聞きますが、これらも同じ原理です。 – オレンジ・ピンク・黄ばみ編 – はこちら >
気づいたら変色してるタオル。どうしたらいいの!? – オレンジ・ピンク・黄ばみ編 –
タオルの変色、悩まされたことはありませんか? タオルだけではなく、洗濯物全般にも通ずるお悩みですね。 きちんと洗濯していたのに何故か発生する「黄ばみ」「黒ずみ」「ピンク色」。 夏場には「オレンジ色」に変色したというお問い合わせも多くいただきます。 そこで今回は、皆さまからいただいた洗濯物の変色に関するお悩みにお答えしていきます! 解決方法もご紹介いたしますので、ぜひお役立てください。 – 黒ずみ編 – はこちら > タオルがオレンジ色に!なぜ? 手拭きに使っていたグレーのタオルがオレンジ色に変色していました。なぜでしょうか? グレーのタオルがオレンジ色になるのは、塩素による脱色です。 グレーやベージュは赤青黄の3色の染料を混ぜて染めていることが多く、青色の染料が分解されて無くなると、赤と黄色だけが残るのでオレンジ色になります。 綿を染める染料は青が一番塩素に弱いので、オレンジ色や薄い黄色になることが多いんです。 この変色の原因のほとんどが塩素系の漂白剤や洗浄剤です。 塩素を含む漂白剤や洗浄剤は、白物専用の漂白剤をはじめとして、キッチン用の漂白剤、カビ取り剤、トイレ用洗剤、パイプクリーナーなど、家庭の中意外とたくさんあるんです。意識しないで使ってしまっている事もあるのではないでしょうか。 実は、赤ちゃん用品の消毒液も塩素系です。ご注意くださいね。 他にも注意した方が良いものってありますか? 他には、皮膚科で処方されるニキビ治療薬の一種で脱色することが知られており、ごくまれな例ではありますが、水道水に含まれている塩素が濃縮されて起こることもあります。 これまで見てきた中では、キッチン用の漂白剤やカビ取り剤を素手で扱い、その手を洗った後に手を拭いたらタオルが変色したというケースが一番多い印象です。 タオルに明らかな手形が残っているのをよく見かけます。 ↳ オレンジ変色の解決法 オレンジに変色したタオルは元に戻せますか? 残念ですが戻せません。 この変色は染料の一部が失われたことによるものなので、もとには戻せません。残念ですが、取り換えのタイミングとお考えください。 赤ちゃん用品がピンク色!なぜ? 赤ちゃんのスタイがうっすらピンク色に。 色移りしそうな物とは洗ってないのですが、どうしてでしょうか? 原因は水回りや浴室に発生する赤カビです。 正確にはカビではなく「ロドトルラ」という酵母菌が原因です。 これが水回りや浴室だけではなく衣類やタオルにも発生するのです。 酵母菌が増殖する原因となるのは「汚れが溶け出した水」。 赤ちゃん用のスタイやタオルがピンク色に変色してしまうのは、赤ちゃんの身の回りのものに母乳や吐瀉物(としゃぶつ)や便などが付着していることが多く、この汚れが洗濯で落としきれていないため。 お風呂で使うボディタオルがピンク色になるのも、体を洗った後に浴室に掛けたままにしていることが原因です。 ↳ ピンク変色の解決法・予防法 ピンク色になってしまったスタイを元に戻す方法はありますか? 早めの対応がポイントです。 早い段階であれば、粉末タイプの酸素系漂白剤を適量溶かした水に浸け置きした後、通常通りの洗濯で落とすことができます。 浸け置きには40~60℃のお湯を使うと効果が高くなります。 同じ酸素系漂白剤でも液体タイプは成分が異なるため、あまり効果が期待できません。 ※粉末タイプの酸素系漂白剤は綿、麻、化学繊維用です。ウールやシルクには使えません。ウールやシルクには必ず液体タイプを使用してください。また、酸素系漂白剤は金属のパーツが付属しているものには使用できません。 変色させないために気をつける事はありますか? すすぎをしっかり行ってください。 赤ちゃんの体から出る汚れは水と洗剤で十分に落ちます。 すすぎをしっかりと行い、酵母菌が増殖する原因となる「汚れが溶け出した水」が洗濯物に残らないようにしましょう。 ↳ ピンク変色の特殊なケース ピンク色の変色にはこんな特殊な例もあります。 日焼け止めによる変色 白無地のTシャツなどに付着した日焼け止めを落とすために塩素系漂白剤を使ってしまうと、化学反応が起きてピンク色に変色することがあります。ただしこれは付着している日焼け止めが変色しているだけなので、日焼け止めを洗剤などで落とせば解消されます。 お風呂の残り湯と柔軟剤による変色 入浴剤を入れたお風呂の残り湯で洗濯をし、すすぎに柔軟剤を使用すると、柔軟剤が入浴剤の色素を吸着してピンク色になることが報告されています。ただしこれも洗濯で比較的容易に落とせるようです。 タオルが黄ばんでくる!なぜ? 白いタオルを長く使ってると黄ばんできます。なぜでしょうか? タオルや衣類の黄ばみは「皮脂」などの油性の汚れが空気に触れて酸化することが主な原因です。 肌着の首回りや脇などによく見られる黄ばみは、皮脂など汚れが原因であることが多いですね。 他には、洗濯時のすすぎ不足で石けんや洗剤が洗濯物に残ったり、柔軟剤が過度に付着して起こったりすることもあります。 タオルの場合、全体がまんべんなく黄ばむことは少なく、バスタオルの場合は中央付近、フェイスタオルの場合は上下の端に近い部分など、よく使われる部分に発生するケースが多く見られます。 油性の汚れは通常の洗濯で完全に落とすことは難しく、しっかり洗っているつもりでも少しずつ残るため、使用を繰り返していくと徐々に蓄積されていきます。 また、油性の汚れは時間が経つと落ちにくくなる傾向があるため、洗濯をせずに何度か使用を繰り返すようなものほど黄ばみが発生しやすくなります。 一度黄ばんでしまうと洗剤だけではなかなか落とせないため、「落とせないならせめて目立たないように」という目的で配合されているのが蛍光増白剤です。 ↳ 黄ばみの解決法・予防法 黄ばんでしまったタオルは白くなりますか? 軽い黄ばみなら大丈夫! 軽度であれば、粉末タイプの酸素系漂白剤を適量溶かした水に浸け置きした後、通常通りの洗濯で落とすことができます。 浸け置きには40~60℃のお湯を使うとさらに効果が高くなります。 同じ酸素系漂白剤でも、液体タイプは油性の汚れを分解できないため、効果が期待できません。 また、油汚れに強いと言われるセスキ炭酸ソーダや、セスキ炭酸ソーダを主成分とする洗剤を使う方法もあります。 ①10Lの水にセスキ炭酸ソーダ5gを溶かして浸け置きする。または100㎖の水にセスキ炭酸ソーダ5gを溶かした溶液を汚れ部分に直接塗布して軽くもみ置く。 ②その後、通常通りの洗濯を行う。 セスキ炭酸ソーダは洗濯用のものもありますが、キッチンや住居の洗浄用として広く販売されているため、ドラッグストアや大手100円ショップで手軽に入手できます。 変色させないために気をつけることはありますか? 念入り洗い&しっかりすすぎを行いましょう。 油汚れは洗剤の力でしっかりと落とすことが重要です。 洗剤が不足すると汚れが十分に落ちない場合があるので、汚れがひどいと感じた場合は少し多めに使用してもよいでしょう。 但し洗剤や石けんにも油脂分が含まれているため、入れ過ぎには注意してください。 また、洗濯物に汚れや洗剤が残らないよう、すすぎをしっかりと行うことも重要です。 – 黒ずみ編 – はこちら >
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