UCHINOサステナビリティプロジェクト
《原材料調達と環境配慮の取り組み》
2025/09/03

「毎日の暮らしに心地よさを届けたい」
その想いを実現するために、UCHINOはモノづくりの原点である原材料からサステナブルへの転換を推進しています。継続的にサプライヤーと協力しながら、資源保護や環境保全、安全性、そして人権を大切にした調達を目指し、未来へとつながる責任あるモノづくりを続けることで、社会や地球環境に貢献していきます。
サステナブルコットン使用比率100%を目指して

主力商品には、すでにアメリカ産やオーストラリア産のサステナブルコットンが数多く使用されています。これからもさらなる比率向上を目指し、2025年末に70%、2030年末には100%の達成を目標としています。
「心地よさ」と「地球環境や人々の暮らしにやさしい選択」を両立させるため、コットンの未来に真剣に取り組んでいます。
サステナブルコットンとは?
コットンは私たちの生活に欠かせない素材ですが、その栽培には多くの水や農薬が使用され、環境への負荷や農家の生活に関わる課題も少なくありません。
そこで生まれたのが「サステナブルコットン」です。各国や団体によって定義は異なりますが、共通の特徴として以下の2点が挙げられます。
環境への負荷を減らす 水や農薬の使用を削減し、水不足や土壌汚染といったリスクを抑える栽培方法が実践されています。
社会的責任を果たす 適正な労働環境や公正な賃金を保証することで、児童労働などの社会問題に取り組み、生産者の生活の質を高めています。
こうした取り組みにより、サステナブルコットンは「環境にやさしい」だけでなく、「生産者やその家族が安心して暮らせる未来」にもつながっています。
UCHINOが採用しているサステナブルコットン
UCHINOでは、以下のような認証や取り組みに基づいたサステナブルコットンを採用しています。
・アメリカ綿
・オーストラリア綿
・ベターコットン
・フェアトレードコットン
オーガニックコットンとの違い
オーガニックコットンとサステナブルコットンは混同されがちですが、それぞれの目的には少し違いがあります。

オーガニックコットン 化学肥料や農薬を使用せず、環境保全と安全性を目的とした栽培方法で、厳格な認証基準に基づいて育てられます。
サステナブルコットン 環境への負荷を最小限に抑えつつ、生産者の適正な労働環境や持続可能な生産体制を目指した栽培方法です。
つまり、オーガニックコットンは「環境と安全のため」、サステナブルコットンは「環境と人々の暮らしを持続可能にするため」と考えると、イメージしやすいかもしれません。
小さな選択の積み重ねが、大きな未来をつくる
「毎日の暮らしに心地よさを届けたい」
その想いと同時に、「未来の地球や人々に負担を残さない」ことが、UCHINOの約束です。
”小さな選択の積み重ねが大きな変化を生む”、そう信じて、これからも挑戦を続けていきます。

UCHINOサステナビリティプロジェクト
有志メンバーが集結し、部署の垣根を越えて活動する社内横断型プロジェクトです。「環境にも人にも肌にもやさしい綿素材をはじめとする高品質な製品・サービスを通して、美と健康、リラクゼーションを世界中の方々へお届けし、ストレスフリーな社会に貢献します」というコーポレートビジョンのもと、環境負荷の低減や社会貢献に向けた具体的な施策を企画・実行しています。それぞれの専門分野を活かし、多様な視点で新たな価値創出を目指しています。
◆執筆:プロジェクトCチーム