シルク
繊維の女王
紀元前3000年頃に中国でつくり始められたシルク。古代ローマ時代より王侯貴族が争い求め、現代に至るまで最高級の天然素材として親しまれています。
天然繊維の中でもっとも細く長く、強く弾力性にも富んでいるため、やわらかさだけでなく、適度な張りのあるしなやかさも特長です。
シルクは人間の肌の成分に近い蛋白質(シルクプロテイン)からできているため肌にやさしく、また、繊維の断面が三角形をしているので、肌に適度な刺激を与えながら水分やよごれを効率よく拭き取ることができます。綿よりも吸放湿性が高く、水分の拡散性にも優れているため、体を洗う素材としてはもちろん、タオルとしても高い機能を発揮します。
シルクの魅力は、肌触りとその光沢。三角形の一面が反射し、またプリズムの効果が混ざり合い、真珠のような気品のある美しい光沢を放ちます