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Uchino Lifestyle Designing タオルの内野 - 内野株式会社

タオルの知識

オーバーツイスト

日本の技術の粋を集めて

日本の技術の粋を集めて 糸の間に空気の隙間をつくるという特殊な撚糸技術から生まれた「オーバーツイスト糸」。この糸を使い、さらに糸抜けしにくい低密度の組織でパイルを従来の約2倍の長さに織り上げた、革新的なタオルです。
やわらかいタオルをつくるためには撚(よ)りの少ない糸や無撚糸を使うのが一般的ですが、やわらかい反面、毛羽の脱落が多くなってしまいます。逆に毛羽落ちの少ないタオルをつくるためには、撚りの強い糸を使用しますが、肌触りが硬くなりタオルとしての快適性が損なわれてしまいます。

そこで開発されたのがこの素材です。水溶性糸(水に溶ける糸)を綿糸の撚りと逆方向に強く撚り付け、タオルを織り上げた後で水溶性糸だけを溶かすことで糸にふくらみを持たせ、繊維1本1本の間に空気の層をつくることに成功。糸の撚りはしっかりと残っているため、毛羽落ちの心配もありません。さらに、パイル1本1本がツイストして立ち上がるため、弾力に富み、ボリューム感があるのも特長です。
ボリュームがあるのに軽く、適度なやわらかさがあり、繊維の隙間が毛細管現象によって水分を素早く吸い上げるため吸水性にも優れ、洗濯を繰り返してもふっくら感が持続するという、タオルに求められる多くの特長を備えた理想的なタオルです。

技アリ魔法前技アリ魔法後

水溶性の糸と綿糸を逆方向に強く撚り、お湯につけると水溶性の糸だけが溶け、その反動で綿糸が膨らみ繊維1本1本の間に空気の隙間ができます。糸に撚りがしっかりと残っているため無撚糸に比べて毛羽落ちが非常に少ないのが特長です。


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