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Uchino Lifestyle Designing タオルの内野 - 内野株式会社

タオルの知識

おぼろタオル

画家がつくったタオル

画家がつくったタオル 日本に初めてタオルが輸入されたのは明治5年。その4年後に生を受け、肖像画家を生業としていた森田庄三郎氏が、地元である三重県津市の発展のために、上糸を着色する事なく地糸のみを染色し、まるで霞がかかったような風情の、世にも珍しいタオルを発明したのは明治41年のことでした。その名も「おぼろ染めタオル」と名付けられ、特許も認められました。そして105年を経た今も、当時とまったく同じ製法でつくられ続けています。
その年の2年後、今度は日本で初めてのガーゼタオルの量産化に成功し、今では幻となりつつある片面ガーゼのタオル腰巻きや、裏をタオル地にしたタオル足袋などの斬新な発想の商品を次々と生み出し、日本のタオル史に大きな足あとを残してきました。

創業者森田庄三郎氏の生前の姿特許証の原本

創業者森田庄三郎氏の生前の姿と、明治41年、おぼろ染めの技法が特別なものであると国に認められた証しとなる特許証の原本。この他7つの特許と47の実用新案権を取得しています。

細糸が生む独特の風合い

おぼろタオルが100年以上の長きにわたって愛されてきた1番の理由は、その独特の風合いと体を洗う際の使いやすさにあります。適度な厚みがあって肌のあたりがやわらかいのにとても絞りやすく、乾きが速いこのタオルは、これ一枚で洗う、拭くをこなせる利便性から、お風呂好き、温泉好きの日本人に親しまれて根強いリピーターを生み、いつしか社名であるおぼろタオルの名で呼ばれるようになりました。 この独特の風合いの秘密は、通常のタオルの約半分という細いパイル糸と、それを絶妙のバランスで支える細糸の地組織。こうした繊細な技術と日本人ならではの感性が伝統と匠の技の結晶とも言える逸品をつくり出しました。

製品カタログ「おぼろタオルの栞」 製品カタログ「おぼろタオルの栞」 製品カタログ「おぼろタオルの栞」

昭和初期に発行された製品カタログ「おぼろタオルの栞」。 寝巻き、腰巻きからハンカチーフまで、タオル素材の日用品が数多く生産されていたことがわかります。


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